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協会だより
更新日:2012年8月17日
◇ 8月のおたより  ◇
 

 国民を興奮と寝不足に巻き込んだロンドンオリンピックが無事終わりました。
 日本のメダル数は金7、銀14、銅17の合計38個で過去最多と言う輝かしい数字でした。また金メダル数は世界で10位ですが、メダル総数では堂々の6位でした。個々のメダリストでは体操の内村選手のような期待通りの金メダルから、正直なところあまり期待されていなかった競技種目のメダリストまで様々ですが、この結果は国民に日本もまだまだやれるという活力を与えてくれたと思います。

 ところで、8月も後半に入りますがまだまだ暑い日が続いています。
 そこで今回は暑さ対策として、体を冷やしてくれる食べ物をご紹介したいと思います。
 体を冷やす食品は陰性食品と呼ばれ、野菜ではほうれん草、枝豆、トマト、キャベツ、キュウリ、セロリ、ジャガイモ、大根等、果物ではバナナ、パイナップル、オレンジ、スイカ、リンゴ、メロン、キーウイ等がそれです。

 これらの食品はカリウムを多く含有する食品ですが、カリウムは利尿作用が強く、摂取すると尿がたくさん出て、その結果体温が低下して体を冷やしてくれます。
 但しカリウムは熱に弱いため、体を冷やすためにはサラダ等出来るだけ生に近い調理法で食べる必要があります。

 このように体を冷やす食品は利尿作用が強いため、体内の水分も失われます。熱中症対策として、尿で排出した分だけこまめに水分補給に心がけて下さい。
 なお体を冷やす食品は冷え性の方には逆に大敵になりますので、冷え性の方が摂取する場合は大量の水で煮るとカリウムは水に溶けてしまいますので、煮てから食べる事がお奨めです。

 一方、体を温める食品は陽性食品と呼ばれ、肉、魚、チーズ、味噌、塩、梅干し等がそれに該当しますが、冬期は陽性食品を摂る事が体に良いことになります。
 最後にバナナやパイナップルなどの体を冷やす食品は気温の高い南国産ですが、これは必要な食材が必要な地域で収穫される事であり、まさに自然の理にかなっていると思います。


 KJKでは9月末と10月初旬に健康住宅スペシャリスト室内空気質診断士の研修を東京で予定しています。詳細は後日協会HPに掲載致しますので、健康住宅アドバイザー資格をお持ちの方で室内空気質の測定・診断に興味がある方はぜひ受講下さい。

本部 安藤研治
 
 
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