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協会だより
更新日:2016年5月2日
◇ 5月のおたより  ◇
 

 長い方で10連休ともなる超大型連休に皆様はどの様にお過ごしでしょうか?
 お子様がまだ小さい時は家族旅行や家族サービスに普段の仕事以上に気を使うと笑って話されている人も少なくはありません。
 今回はそんな連休が人の健康にどういう影響があるのかをネットで目にしましたのでご紹介します。





大型連休が心身の健康に及ぼす影響
 (2016年4月) "Physiology & Behavior" 誌に掲載されたジョージア大学などの研究で、長期休暇が心身の健康に及ぼす影響が明らかにされています。


●研究の方法
 3月〜8月のうちに1〜3週間の長期休暇を取った18〜65才(平均年齢32才)の成人122人を対象に、休暇の1週間前・1週間後・6週間後の3回にわたって体重・身長・血圧・ウェスト:ヒップ比・運動量・ストレスの程度(*)を調べました。
(*) PSS(Perceived Stress Scale)という心理的ストレスの程度を調べるための10項目から成るアンケートを用いて調べた。 PSSは40点満点で、スコアが高いほど主観的な(本人が感じている)ストレスが強い。


●結果

ストレス
 長期休暇の前にはPSSのスコアの平均値が17.1点だったのが、休暇が終わってから6週間目には14.9点へと下がっていました。

血圧
 そして、おそらくストレス軽減のためでしょうか収縮期(最高)血圧もわずかに下がっていました。
 長期休暇が終わってから6週間目にも血圧は下がったままでした。

運動量
 長期休暇中には休暇前よりも運動量が増える傾向にありました(ただし、p=0.10 で統計学的には有意と言えない)。
 そして、長期休暇の後には運動量が休暇前以上に減っていました(こちらについては p<0.05)。

体重
 休暇期間中の運動量がいちおう増えていたにも関わらず、休暇中には体重が平均で320g増えていました。
 61%の人で体重が増えていました。
 体重は長期休暇が終わった後も増え続け、休暇から6週間が経過した時点では休暇前に比べて体重が平均410g増えていました。

(引用 最新健康ニュース



 これだけでは全てを語りつくす事は出来ませんが休みだからと言って体を動かさず、食べ過ぎていてはいけないという事でしょう。
 これは何も休みのせいとは言えませんね。

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本部 和田 伸之
 
 
<協会だより>
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