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協会だより
更新日:2017年11月1日
◇ 11月のおたより  ◇
 

 近年頭痛で悩む方が多いと聞きます。携帯電話の影響が反映している部分もあるようです。携帯電話の使用頻度は日常、生活には欠かせない道具となってきています。就寝前の長時間の利用にもご注意ください。睡眠効果にも影響があるそうです。

そんな時に興味深い記事を最新の健康ニュースで見つけましたのでご紹介します。
http://kenkounews.rotala-wallichii.com/posts_list/





その頭痛の原因は携帯電話の使い過ぎかも

(2017年10月) "Scientific Reports" に掲載されたシステマティック・レビューによると、携帯電話の使用により頭痛が生じやすくなる恐れがあります。


レビューの方法
携帯電話の使用と頭痛のリスクとの関係を調べた7つの横断研究のデータを分析しました。


結果
携帯電話を使用する習慣がある場合にはない場合に比べて、頭痛が生じるリスクが38%高いという結果でした。
さらに、携帯電話で通話する時間が長かったり頻度が高かったりするほどに、頭痛のリスクが増加していました:

  • 携帯電話で通話する時間が1日あたり2分未満の場合に比べて、2〜15分の場合には62%、15分超の場合には150%、それぞれ頭痛のリスクが高かった。
  • 携帯電話で通話する頻度が1日あたり2回未満の場合に比べて、2〜4回の場合には37%、4回超の場合には152%、それぞれ頭痛のリスクが高かった。

解説
携帯電話の使用により頭痛が起こりやすくなる理由は不明ですが、携帯電話から発せられる低強度のマイクロ波エネルギーにより血液脳関門(*)が壊れてしまうためかもしれません。

他には、携帯電話から発せられる低強度の電磁エネルギーが頭痛に関与するドーパミン-オピエート系に影響を及ぼすという可能性も考えられます。

(*) 血液中の有害物質が脳細胞まで来ないようにするための防御機構。 血管の網で出来ている。






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日々の仕事の他、受験勉強に励まれておられる方も多数いらっしゃるかと思います。
インフルエンザ等への備えも怠らない様にご注意下さい。

 

事務局 後藤
 
 
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